先日久しぶりに「上間小学校」近くを車で通りました。大阪から10歳で転校して、18歳まで住んでいた町です。学生さんが多いのは相変わらずでしたが、アパートが増えていて、あれからかなりの年月が経ったのだと実感しました。
 「泣きながら帰った道」「笑いながら帰った道」「お友達と遊んだわき道」「アガサクリスティの本を一冊ずつ買いに行った本屋」「デートした道」「セーター編んだ手芸店」思い出がたくさんよみがえってきました。 「思い出は宝箱」そんなことを感じながら、通ってみました。
 思い出が宝箱のようになるためには、やはり、「今」を大切に生きているから。
 先日出会った青年が「10年後には今が笑って話せるような」そんな人生を歩んでほしい。そう願いながら薄暗くなった道を帰路につきました。

 あなたは「今」昔の苦しみを笑って話せることが出来ますか?